埼玉桶川カウンセリングルーム

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埼玉桶川カウンセリングルームは、20年以上の心理臨床経験と数千件の相談実績があります。
温和で優しい性格の心理カウンセラーが、お客様に寄り添い、親身になって、心の悩みを抱えた方々のサポートをいたします。
カウンセリングが初めての方、他では満足できなかった方、一度体験してみませんか。

対応エリアは、埼玉県内全域(桶川市、上尾市北本市鴻巣市さいたま市久喜市蓮田市川越市坂戸市白岡市加須市川島町吉見町伊奈町、等)、その他全国対応いたします。

【お問合せ先】
 〒363-0024
  埼玉県桶川市鴨川1-10-43地図
  (9時~20時 日曜祝日休み)
  電話番号048-786-2239  メール画像メール

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当カウンセリングルームでは、お話しをじっくりとお伺いし、不安な気持ちや、怒り、悲しみなどの感情を十分に吐き出せるよう、話しやすい環境づくりを心がけています

問題や内容によっては、思考を広げるお手伝いをしたり、問題の受け止め方を変えたり、新たな考え方を持てるよう、状況によってさまざまな検討を行ないます。
また場合によっては、アドバイス・助言をしたり、現在の心理状況を考えてみる、といったことも行います。

なお、強引に考え方を改めさせるとか、強制するといったことは一切ありませんのでご安心ください。ご自身の気持ちや考え方を整理し、自らより良い解決方法を発見したり、自ら気づきを得ることが最も大切なことなのです。

心理カウンセラーは、悩みや問題の背景にある、不安や怒り、悲しみなどの感情を敏感に感じとり、より良い方向に歩き出せるよう、お手伝いをさせていただく職業です。「お客様が主導となって問題を解決してゆくためのサポート役」「心のアドバイザー」「自分自身と向き合うための同伴者」「自己探索の旅の同伴者」なのです。そのため、心理カウンセラーには、場の空気を読んだり、さまざまな状況を把握して適切な対応をする力、共感力、想像力、などが求められます。

人は、他人に指摘されても決して変わることはありません。自ら気づくことで変わるのです。
生きていれば、悩みや問題は必ず発生します。これを人生の宿題として、自己成長・自己洞察の場であると理解します。決して他人が解いてはいけない問題なのです。

カウンセリングメニューお気軽にご相談ください

離婚・夫婦カウンセリング、結婚生活、夫婦コミュニケーション、夫婦関係修復

矢印夫婦関係・家族関係の問題で悩んでいる、夫婦関係の修復・復縁をしたい

矢印夫婦の会話が全くない

依存症・衝動制御障害の回復支援(ギャンブル、借金、飲酒など)

矢印依存症(ギャンブル、借金、飲酒、盗撮癖、窃盗癖など)を治したい

矢印依存症の回復のための支援をして欲しい

矢印借金やギャンブル、浮気・不倫、飲酒、暴力、DVなどにはまる心理的な背景について知りたい

DV加害者カウンセリング、モラルハラスメント、虐待、夫婦間暴力

矢印配偶者からDVやモラハラを受けている

矢印今の状況がDVやモラハラなのか知りたい

矢印子に虐待をしてしまう

矢印自分はDVの加害者で、DVを治したい

浮気・不倫・不貞行為

矢印配偶者に浮気をされ、心の整理がつかない

矢印浮気や不倫をやめたい

性犯罪の加害者カウンセリング(盗撮、痴漢、のぞき、下着窃盗など)

矢印盗撮、痴漢、のぞき、下着窃盗などの性犯罪がやめられない

矢印性犯罪で警察につかまった

万引き・窃盗の加害者カウンセリング

矢印万引き、窃盗がやめられない

矢印万引きで警察につかまった

ストーカーの加害者カウンセリング

矢印ストーカーがやめられない

矢印ストーカー規制法違反で警察から警告を受けた

犯罪心理

矢印犯罪者の心理について知りたい

矢印犯罪をやめたい

うつ病の回復支援

矢印うつ病の回復のための支援をして欲しい

認知行動療法

矢印認知行動療法を試してみたい

アスペルガー症候群、カサンドラ症候群、発達障害、ASD、ADHDソーシャルスキルトレーニング(SST)

矢印配偶者がアスペルガー症候群・発達障害・ASD・ADHDで夫婦関係がうまくいかない、アスペルガー症候群である配偶者とコミュニケーションがうまくとれない

矢印自分はアスペルガー症候群・ASD・ADHDであり、会話やコミュニケーションのトレーニングを受けたい

人間関係(職場、ママ友など)、親子関係、嫁姑関係

矢印近隣・会社・学校での人間関係に悩んでいる

矢印ママ友との関係に悩んでいる、ママ友との付き合い方がわからない

矢印LINEでトラブルに遭っている、LINEで仲間外れにされた

矢印嫁姑の関係を改善したい

矢印親子関係を良くしたい

対人恐怖、強迫性障害(OCD)摂食障害自傷・リストカット・オーバードーズ、希死念慮(自殺願望)

矢印強迫的な行動がやめられない

矢印対人恐怖、摂食障害、希死念慮・自殺願望がある

矢印自傷・リストカット・オーバードーズをしている

矢印対人恐怖・強迫性障害・摂食障害・自傷・希死念慮などが生じる原因・理由・背景を知りたい

トラウマ、PTSD

矢印過去に受けたトラウマや、重大事故のPTSDに悩んでいる

ひきこもり、不登校

矢印ひきこもり、不登校を解決したい

不妊

矢印不妊による心理的不安や葛藤をやわらげたい

遺族ケア(グリーフケア)、ペットロス症候群

矢印親族やペットが亡くなり、食欲不振や睡眠障害などがある

メンタルトレーニング

矢印プレッシャーに弱い、メンタルトレーニングを受けたい

ストレス対策、集中力向上、マインドフルネス瞑想法

矢印ストレスへの対処や、集中力をアップしたい

リストラ、転職

矢印会社でリストラされそう、リストラ部屋・追い出し部屋に入れられた

子供のいじめ、大人のいじめ

矢印子供がいじめにあっている、自分がいじめにあっている

婚活疲れ

矢印良い結婚相手を見つけたい、婚活で疲れている

HSP(敏感気質)

矢印敏感気質(HSP)で、とても気疲れするので、対処法を知りたい
※当カウンセラーは敏感気質(HSP)の特性を持っており、状況を察することができます

スーパービジョン

矢印心理専門家(臨床心理士、心理カウンセラーなど)として仕事をしているが、心理的援助や学習の機会が欲しい

矢印心理職としてのストレス、苦悩、燃え尽き、巻き込まれ、感情、などに対処したい

矢印スーパーバイザーとスーパーバイジー、スーパーバイジーとクライアント、それぞれについての視座や転移、文脈、介入、関係性、背景、イメージなどについて検討したい

矢印スーパーバイザーに自らの臨床活動を話すことで、臨床内容の妥当性を検証したい

その他

矢印他人に話しをしても、わかってもらえない

矢印他人に話をすることで気持ちが楽になる、ということが理解できない

矢印この苦しみからは逃れられない、と感じている

矢印自分の気持ち、考え方、感情、現状、を整理したい

矢印身近に相談相手がいない、身近な人には相談しにくい、専門的なアドバイスが欲しい、誰にも話せない・話しにくい悩みや相談を、とにかく聞いて欲しい

矢印以前カウンセリングを受けたことがあるが、しっくりとこなかった、カウンセラーに理解してもらえなかった、自分が欲しいアドバイスをしてもらえなかった

カウンセリングや心理療法は、どのような原理で心を回復させるのでしょうか?
カウンセリングや心理療法の本質とは、どのようなものなのでしょうか?

カウンセリングでは、まず、クライアント(お客様)の無意識を、クライアント自身が知る必要があります。
無意識を知ることは、とても困難です。そのためにカウンセラーが必要となります。
クライアントが自ら話すことによる気づき、カウンセラーからの助言、質問、問いかけなど、カウンセラーとの心の共同作業によって、クライアントは無意識を知るようになります。

次に、クライアントが、クライアント自身を知る必要があります。
クライアントが無意識を知ると、クライアントの本当の欲望や関心、不安などを、クライアントが深く理解するようになります。
それまでの、表面的な理解ではなく、本質的な自己の理解が進んでゆきます。

ここで初めて、クライアントは、適応的ではない歪んだ自己像を、刷新する準備が整います。
自己の理解が極限まで達した時、自己の変容が起きるのです。
自己像を刷新するのは、とても怖いものです。そのため、カウンセラーとの信頼関係が重要となります。カウンセラーを信頼し、またカウンセラーから信頼されるという環境に身を置くことで、自己像を刷新することが可能となるのです。
信頼関係という、カウンセリング特有の関係性を構築することで、クライアントは安心してカウンセラーに心の奥底をさらけ出し、身をゆだね、承認され、寄り添ってもらい、どんな自分でも受け入れられるという自由な心的環境によって、自己像の刷新が生まれるのです。

心理療法の本質

このような流れで、クライアントの自己像が刷新され、クライアントの欲望が充足されます。
クライアントは、「自由に生きたい」と「不安を回避したい」という2つの葛藤をかかえています。
「ポジティブな感情」と「ネガティブな感情」がぶつかり合っています。
「不安を回避したい」思いや「ネガティブな感情」は、心の防衛反応であり、心の病の原因にもなります。
これまでの自己のルールを修正することで、新たな生き方を発見し、心は回復してゆくのです。

カウンセリングのご予約は全国どこからでも
  電話番号048-786-2239

  (電話受付時間 9時~20時)
   メール画像メールによるお問合せ
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当カウンセラーは 心理カウンセリング法律 の専門家です。

地元で開業し、業務歴が20年以上 あります。

傾聴 はもちろん、心理状況分析や助言・回復支援 も行ないます。

当カウンセラーは 15年間のサラリーマン経験 があります。

じっくりとお話しを伺い、親切・丁寧・誠実 に対応いたします。

閑静な住宅街にある アットホームな雰囲気 の場所です。

※お客様の秘密は厳守いたします。
※本人のご家族からのご相談も歓迎いたします。
※カウンセリング中の聞き取りで、犯罪の事実が明らかとなっても、警察署等への通報はいたしませんのでご安心ください。
※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。
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料金

※各コース間の変更は可能です。初回は時間単価コース、2回目以降は6回コース、といった選択をお勧めしております。

時間単価コース
-面談カウンセリング
 :2,000円(15分当り)
-電話カウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1)
-オンラインカウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1 ※2)

所要時間は、初回の場合、2時間前後かかることがあります。
お客様より、お時間のご指定もお受けいたします(1時間まで、2時間まで、など)。

6回コース :43,000円

1回60分を6回、又は6時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

9回コース :63,000円

1回60分を9回、又は9時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

12回コース :83,000円

1回60分を12回、又は12時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

メールカウンセリング
 :2,000円~8,000円(1往復)(※1)

料金は文面の長さやご相談内容によって異なります。お客様よりご相談内容をお送りいただいた後、当方より料金のお見積りをいたします。

心理分析・カウンセリング報告書
 :30,000円

複数回のカウンセリングが必要となります。別途、カウンセリング費用が発生します。
病気の診断はいたしません。心理分析は、当職独自の見解によるものです。
裁判所・役所等の公的機関への提出を目的とした作成はいたしません。

(※1)電話・メール・オンラインカウンセリングの料金は事前にお支払いいただきますが、内容によってはお受けできない場合がございます。(料金を多くお振込みされた場合、残金は返却いたします)
【お振込み先】三井住友銀行 川崎支店 普通口座5559993 名義人:タカハシヒロシ

(※2)オンラインカウンセリングはGoogle Meetを使用します。詳しくは【Google Meetオンラインカウンセリングの流れ】をご覧ください。

※匿名希望のお客様は、ご予約時のお名前や、お振込み者名を、ご自由にお決めください。

※健康保険は使えません。また当方のカウンセリングは医療費控除の対象となりません。

※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。

※キャンセル料(キャンセル料は1週間以内にお振込みください)
・ご予約日の2日前までのキャンセル:0円
・ご予約日の前日のキャンセル:2,000円
・ご予約日の当日のキャンセル・無断キャンセル:4,000円
・回数コースのキャンセル:残回数×5千円の返金

※ご予約時間に遅刻された場合
交通機関のトラブルや自然災害などの場合を除き、原則として、ご予約時間から料金が発生いたします。

問い合わせ

○電話:048-786-2239
○Mail:info@taka-houmu.com
○営業時間:9時~20時
○休業日:日曜日及び祝日
○所在地:埼玉県桶川市鴨川1-10-43
地図(JR桶川駅西口より徒歩8分)
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 メールカウンセリング(1回):2千~8千円
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あらかじめ所要時間をお客様にてお見積りいただき、所要時間分の料金をお振込みください(料金を多くお振込みされた場合、残金を返却いたします)。
匿名ご希望のお客様は、お振込みのお名前をご自由にお決めください。
 オンラインカウンセリング(15分当り):2千円
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お客様にてGoogle Meetが使用できることを確認してください
【Google Meet】にアクセスして、 画面右上の設定ボタン(歯車マーク)をクリックし、マイク、スピーカー、カメラの動作確認をします(パソコンの場合)。
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当方よりお客様宛にGoogle Meetで使用するURLをメールで送信
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【三井住友銀行 川崎支店 普通口座5559993 名義人:タカハシヒロシ】

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 料金を多くお振込みされた場合は、残金を返却いたします。

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手法

来談者中心療法

カール・ロジャーズが提唱した、クライアントを受容・尊重する対話方法です。
カウンセラーとクライアントは、互いに対等な立場であるべきであり、カウンセラーから一方的に助言・指導するのではなく、カウンセラーとクライアントは対等な立場で、互いの人格を尊重し、対話をすることが大切です。

共感的・受容的な対話を重ねれば、適応的・回復的な心理面や行動の変容が起こります。人は、共感的で深く信頼できる人間関係や生活環境と出会えれば、発展・成長・回復・健康といった良い方向へと変容していく性質を持っています。

そこで、カウンセラーは、クライアントが話している最中に途中でさえぎったり、カウンセラーの意見や価値観を述べたりせず、徹底的に聴くという態度を徹底します。その上で、クライアントの立場にたち、クライアントがどのような感情や情動を感じているか、共感的に理解します。共感的理解を積極的に行なうことで、カウンセラーとクライアントとの間に感情的な共有が生まれ、クライアントは癒されてゆきます。

認知行動療法

アーロン・ベックが提唱した、うつ病に対する認知の歪みを修正する治療法です。
何らかの出来事により自動的に頭の中に浮かび上がる否定的な思考(認知の歪み)を、合理的な思考で反論し、受け止め方を変えることで、認知の歪みから生じる抑うつ状態や無力感、怒り、悲しみなどを改善する方法です。

認知の歪みには以下の種類があります。

・白か黒かの二者択一、二分法思考、完璧主義

・一度起こった出来事が次も起こると決め付ける

・悪い側面ばかりを強調してしまう

・過大評価あるいは過小評価

・感情的に決め付ける

・過度のマイナス思考、自己否定

・過度の固定観念、思い込み

・すべき思考

・レッテル貼り

・自責化

動機づけ面接法

ウィリアム・R・ミラーとステファン・ロルニックが提唱した、行動を変革するカウンセリング手法です。
カウンセラーはクライアントに対し、変化の方向に積極的に働きかける点で、ロジャーズの来談者中心療法とは異なります。

行動の結果として起こる潜在的な問題やリスクについて、クライアント自身が気づくように導いたり、より良い将来をクライアント自身が想い描き、達成しようとする動機を強めたりすることによって、クライアントが、自らの行動について、これまでとは違った見方をするようになり、最終的には、クライアントが行動を変えることで何が得られるか、自ら考えるようになることを目指しています。

EFT、TFT

「あらゆるネガティブな感情は、身体のエネルギーシステムの混乱によって引き起こされる」、という考え方をもとに、身体の特定の場所をタッピングすることで、エネルギーバランスの乱れを解消し、ネガティブ感情を消し去る方法です。
ネガティブな感情を伴う出来事を思い出し、そのトラウマ的記憶に対して、ポジティブな自分自身を受け入れるようなフレーズを結びつけることで、そのトラウマ的記憶をリフレ―ミングする新しい認知的見解をインプットします(拮抗条件付け、相互抑制)。同時に、身体のタッピングポイントを指先で軽く叩きます。

EFT・TFTは、不安、恐怖症、トラウマ、怒り、罪悪感、悲嘆といったあらゆる感情を解消する方法ですが、感情的な問題だけでなく、身体の痛みや不調などの身体的な問題についても効果があります。また、スポーツのパフォーマンスの向上にも役立ちます。

パーソン・センタード・アプローチ

ありのままに理解され(共感)、無条件に受容され(無条件の肯定的配慮)、純粋でいられる(自己一致)ような治療関係を、クライアントとカウンセラーが作り出すことで、クライアントは価値観の変容をもたらす、という考え方に基づいた心理療法です。

フォーカシング

クライアントの注意を、今、ここでの体験に向けることで、機能不全となっている過去や未来の固着したパターンから抜け出す、という心理療法です。
フェルトセンス(身体が感じる意味)を言葉にすることで、今を感じ、気づきを得ます。

ゲシュタルト療法

クライアントが、「今」、を体験し、自ら気づきを得ることで、自己調整を行う、という心理療法です。
クライアントが空椅子を交互に入れ替わりながら対話をし、感情表現をすることで、自ら気づきを得ます。

弁証法的行動療法(DBT)

弁証法的行動療法(Dialectical Behavior Therapy:DBT)とは、主に感情調整が困難な状態の治療に効果が期待される心理療法であり、変化させることと変化させず受容することとのバランスを重視しています。個人精神療法、グループスキルトレーニング、電話相談、治療チームのコンサルテーションミーティングとからなっています。
具体的には、苦悩耐性スキル(注意をそらす、現実を受容する、良い点・悪い点を考える、自分を落ち着かせる)、マインドフルネス・スキル、感情調節スキル(感情を観察する、ネガティブ感情を減少させる、ポジティブ感情を増加させる)、対人関係スキル、などについて習得・訓練する心理療法です。

行動分析

行動分析とは、人間や動物の行動を分析し、行動の原因を探るものです。
ある行動をする原因は、その行動の直前と行動の直後の状況の変化によって把握できます。 行動を強化するには、好子出現による強化、あるいは嫌子消失による強化、を行い、 行動を弱化するには、好子消失による弱化、あるいは嫌子出現による弱化、を行います。
好子とは、行動の直後に出現した場合に行動が強化される刺激や出来事、嫌子とは、行動の直後に消失した場合に行動が強化される刺激や出来事、のことです。

手法

うつ病

うつ病の患者は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンが減少しており、脳内の情報伝達がスムーズに行なわれないことによるもの(モノアミン仮説)や、脳内の海馬領域での神経損傷が原因などと言われていますが、発病のメカニズムは、現状では不明です。

うつ病は、よく、心の風邪とも呼ばれており、誰でも一生に一度はかかるもの、と言われていますが、その言葉のイメージのように軽く見てはいけません。
場合によっては、自殺に至る可能性もあり、気持ちの持ち方や精神論だけでは解決できません。

うつ病は、心身の極度の疲労ですので、とにかく休息することが重要です。

うつ状態

気分の落ち込みが強く、無気力、悲観的、食欲不振、疲労感などの症状があるが、うつ病には至らない状態のことです。
うつ病と断定できないときや、何らかの病名をつける必要があるときなどに、うつ状態と診断されるようです。また、裏に何らかの病気が隠れていることもあります。

離婚問題や夫婦問題、また子供の問題を抱えている場合には、うつ状態になってしまう方も多く、当事務所へご相談にいらっしゃるご夫婦の中にも、夫婦の一方、又は夫婦双方が、うつ状態となっていることも少なくありません。
離婚問題や夫婦問題でうつ状態となってしまった場合には、薬による治療も重要ですが、夫婦間の問題を解決することが、根本的な治療法となります。

適応障害・急性ストレス障害

ストレスにより引き起こされる情緒面や行動面の障害で、日常生活や社会生活において著しい障害がある状態のことです。置かれている環境にうまく適応できず、さまざまな心身症状により、対人関係や社会生活に支障をきたします。
抑うつ気分、不安、怒り、焦り、緊張、過敏、混乱、不眠、食欲不振、暴飲暴食、アルコール依存、ギャンブル依存、倦怠感、などの症状が生じることがあります。

ストレス因子から離れることで症状が改善する場合が多いようです。
うつ病やパニック障害、PTSDなどの症状にあてはまらず、病名がはっきりとしない場合にも、適応障害や急性ストレス障害と診断されることがあるようです。

敏感気質(HSP)

日本人のうち、おおよそ2割の人には、非常に敏感に感じ取る気質(HSP)が備わっていると言われています。
HSPの人は、他人のエネルギーに敏感で、人の気持ちや体調を敏感に感じとってしまうため、ひどく疲れてしまいます。また他者が気づかないような刺激にも敏感に反応するため、常にストレス状態になってしまう、小さなことを拾ってその意味を判断するため、小さなことでクヨクヨしてしまう、そのほかにも、さまざまな刺激に弱い、感情を抑え込む、一人でいるほうが好き、繊細、非常に良心的、人混みが苦手、見られていると普段の実力が発揮できない、などの特徴があります。

HSPの人が、社会で、より生きやすくなるためには、規則正しい生活をして、適度な運動・食事・睡眠をとり、自分の意志をしっかりと持ち、一人の時間を持ち、瞑想をする、などが良いとされています。

繊細で敏感であることは苦しいものですが、繊細であるからこそ、他人の苦しみが理解できるのです。

アスペルガー症候群

知的発達の遅れを伴わず、かつ、自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないもの、と言われています。

アスペルガー症候群の患者には、以下のような特徴があります。
 ・人間関係やコミュニケーションがうまくとれない
 ・相手の気持ちや考え方が良く分からない
 ・共感できない。空気が読めない
 ・特定のことがらへの興味や関心が強い
 ・仕事で同じ失敗を繰り返す
 ・冗談やたとえ話が理解できない
 ・生きずらさを感じる
 ・相手の質問にうまく答えられない。
 ・世間話しや雑談ができない。

配偶者がアスペルガー症候群だという方も多く、そのような場合、配偶者の考えていることがよくわからず、夫婦関係を維持していくのが困難となり、離婚に至るケースもあります。

注意欠如多動性障害(ADHD)

年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすもの、と言われています。
7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全がある、と推定されています。

注意欠如多動性障害の患者には、以下のような特徴があります。
・注意や集中ができずミスが多い、注意の持続が困難
・忘れ物が多い、物を置き忘れる、指示を忘れる
・仕事が遅い、時間管理が苦手
・片づけができない、片づけが苦手
・約束を忘れる
・落ち着きがない
・人の話しを聞いていない
・一方的に話しをする、思ったことをすぐに言う、正義感が強すぎる
・感情が制御できない
・衝動的な行動をする、衝動買い、奔放な性行動、スピードの出しすぎや交通事故を起こしやすい
・薬やアルコールに依存する

ADHDと発達障害(アスペルガー症候群)は、異なる疾患でありながら、症状における類似性が高く、実際には両者の症状を同時に示していたり、両者が合併していることもあり、診断が難しいケースもあります。

パニック障害、過呼吸

本能的な危険を察知する場所である、脳内の扁桃体の過活動により、呼吸や心拍数が増え、呼吸ができない、息が詰まる、激しい動悸、冷や汗、手足の震え、めまい、吐き気などの症状と、このまま死んでしまうかもしれない、という不安や恐怖を感じるものです。

過呼吸も同様の理由によるものですが、これまで、過呼吸の治療に効果的と言われていたペーパーバッグ法(紙袋を口にあてて、吐いた空気を再度吸い込むことにより、血中の二酸化炭素濃度を上げる方法)は、危険であるとの認識が広まりつつあります。

PTSD(単純性PTSD、複雑性PTSD)

PTSD(Posttraumatic stress disorders)とは、心的外傷後ストレス障害のことです。

単純性PTSDとは、事故や災害などの一度きりの外傷体験により生じる心身の障害のことで、単純性PTSDの症状としては、過覚醒(フラッシュバック)、狭窄(恐怖で動けなくなる)、侵入(日常生活の中に過去の外傷記憶がよみがえる)などがあります。

複雑性PTSDとは、児童虐待、性的虐待、家庭内暴力、ネグレクトなど、長期的、反復的な心的外傷体験による心身の広範囲にわたる障害のことで、複雑性PTSDの症状としては、うつ病、不安障害、パニック障害、摂食障害、自傷行為、アルコール依存、薬物依存、解離などがあります。
解離とは、健忘、現実感の喪失、放浪など、通常は統合されている「私」という全体性が破綻することです。

摂食障害

過食症、拒食症、過食嘔吐、神経性無食欲症、神経性大食症などがあります。
愛着対象の喪失など、愛着や愛情に関する傷つき体験が大きな引き金となっている可能性があります。
圧倒的に女性に多い症状です。

摂食障害になる性格傾向として、「幼い頃からいい子である」「自己主張をあまりしない」「従順」「まじめ」「周囲の意見にあわせてしまい、主体的に行動できず、NOと言えない」などがあります。

境界性パーソナリティ障害(ボーダー)

怒り、空しさ、寂しさ、見捨てられ感、自己否定感、などの感情がめまぐるしく変化するなど、感情の起伏が激しく、衝動性があり、コミュニケーションに支障をきたす疾患です。
特徴としては、衝動的な行動、極端な思考、対人関係の困難さ、慢性的な空虚感、などにより、アルコール依存、自殺企図、大量服薬、などの衝動的な自己破壊行動を起こすことです。
周囲の人に関心を持ってもらうことでしか、自分の存在意義を感じられず、構ってもらえないとキレる、などの行動を起こします。

思春期頃に発病し、年齢を重ねるにつれ、徐々に収まってゆくのではないかと推測されます。愛着障害が原因とも言われています。

愛着障害

・なぜ自分は、こんなに苦しんでいるのかわからず、もがいている。
・失敗して傷つかないように、何事にも本気でぶつかることを避け、
 消極的な人生を送っている。
・相手の顔色ばかりをうかがい、本音が言えず、相手に合わせてしまう。
・良い子を演じてしまう。
・親に尽くしてしまう。親と子の立場が入れ替わってしまっている。
・完璧にこだわる傾向がある。
・安心感に乏しい。ささいなことで傷ついたり、不安を強く感じる。
・恋愛や結婚に希望が持てない。

子供が、生後から1歳6か月頃までの間に、愛着対象(一般的には母親)との愛着が不安定であったり、愛されなかったり、スキンシップが欠けていたなど、愛着対象との関係に障害がある場合、上記のような悩みをかかえたり、境界性パーソナリティ障害、不安障害、うつ、摂食障害、薬物やアルコールなどへの依存、自殺念慮、生きづらさ、空虚感、自己否定感、などになりやすくなることがあります。

愛着障害は、愛着対象との関係が希薄な場合(例えば、育児放棄、無関心、DVを受けていたなど)だけでなく、愛着対象との関係が密着しすぎる場合(例えば、過保護、過干渉、支配する/支配される関係など)にも生じることがあります。

また愛着障害は、結婚(夫婦関係)や子育てにおいて、より問題が深刻となる場合もあり、特に子育てにおいては支障を抱えやすくなります。離婚リスクも高くなります。

埼玉県立精神保健福祉センター
埼玉県北足立郡伊奈町小室818-2 電話:048-723-3333

埼玉県立精神医療センター
埼玉県北足立郡伊奈町小室818-2 電話:048-723-1111

社会福祉法人 埼玉いのちの電話
電話 (フリーダイアル)0120-783-556 電話:048-645-4343

[さいたま市24時間児童虐待通告電話]
さいたま市内のみ24時間 365日対応 電話:048-840-1448

[児童虐待ダイヤル]
さいたま市以外の埼玉県内 休日・夜間 電話:048-779-1154

[さいたま市こころの電話]
さいたま市内のみ 電話:048-851-5771

[こころの電話]
さいたま市以外の埼玉県内 電話:048-723-1447

埼玉県配偶者暴力相談支援センター(婦人相談センター、DV相談)
配偶者暴力に関する電話相談 電話:048-863-6060

[中央児童相談所]
埼玉県上尾市上尾村1242-1 電話:048-775-4152