自傷・リストカット・オーバードーズ・境界性パーソナリティ障害カウンセリング

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埼玉桶川カウンセリングルームは、心理臨床に精通し、20年以上の経験と実績があります。温和で優しい性格の心理カウンセラーが、お客様に寄り添い、親身になって自傷や境界性パーソナリティ障害のサポートをいたします。お気軽にお問い合わせください。

自傷・リストカット・オーバードーズ・境界性パーソナリティ障害のカウンセリングをお受けになるお客様へ
カウンセリングは、お客様と当方との信頼関係で成り立っています。当方への暴言や怒り、脅し、頻繁な電話連絡などがあった場合、カウンセリングは中止となります。
お客様がご自身の内面や感情と向き合う必要があります。これまで持っていた信念や考え方、価値観を否定することを受け入れることも必要です。

【お問合せ先】
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自傷やリストカット、オーバードーズ(薬の過剰摂取)とは、主に自殺以外の目的で、故意に自らの身体に直接的に軽度の損傷を加える行為のことです。
これらの自傷行為によって、不快感情や辛い気持ち、イライラ感などをまぎらわせたり感じないようにするなど、不快感情をコントロールできるため、繰り返されることが多いのが特徴です。
自傷行為をした人の多くが、自傷した後の気持ちについて、痛みによる苦痛よりも、「心が落ち着く、生きている実感がする」ことを報告しています。
自傷・リストカット・オーバードーズをする方には、境界性パーソナリティ障害や摂食障害、うつ病などの精神的な問題をかかえていることが多くあります。

原因

自傷行為が習慣化している方の多くは、自傷行為をする理由として以下を挙げています。

矢印不安な気持ち、辛い気持ち、モヤモヤ感、イライラ感をやわらげるため

矢印今を生きるため

不快感情が生じた時に、適切な感情コントロール方法が身についていないため、感情コントロールの方法として、不適切な自傷・リストカット・オーバードーズをしてしまいます。
自傷・リストカット・オーバードーズは、不安やイライラを解消するための、自らの孤独な対処方法であることが特徴です。

自傷・リストカット・オーバードーズをする人の心の奥底には、生まれ育ってきた環境(虐待、過度にあまやかされる、親の性格、兄弟姉妹の病気、など)によるさまざまな影響があり、これらの生育環境により適切な感情コントロール方法を習得できないことが、原因として挙げられます。

なぜ、自傷・リストカット・オーバードーズにより、不安やイライラが解消できるのでしょうか?
その理由としては、

矢印身体に怪我や傷が生じると、快感物質である脳内麻薬(モルヒネに似た物質)が出るため

矢印身体の痛みで、心の痛みに蓋をすることができるから

矢印身体の痛みで、心の痛みの意識をそらすことができるから

矢印破裂寸前まで膨れ上がった風船が空気を抜かれて急速にしぼんでゆくように、自傷をすることで、心の中で張りつめたものが一気に開放されて楽になるから

などが挙げられます。

自傷・リストカットには、他者をコントロールするパワーがあります。

当初は、自傷・リストカットによって自らをコントロールしていたはずだったのに、ある時、周囲の人に自傷した傷を見せたり、自傷の話しをすることで、周囲の人に恐怖心、猜疑心、不安感などを与えることができることを知り、自傷によって周囲の人の気をひいたり、大切にしてもらったり、あまやかせてもらったりなど、周囲の人をコントロールするようになります。

自傷・リストカット・オーバードーズをする方を支えている周囲の人(親や兄弟姉妹などの親族、学校や仕事の関係者など)の適切な対応としては、

矢印冷静で穏やかな態度で向き合う

矢印自傷やリストカット、オーバードーズをしたことを告白してくれたことをねぎらう、ほめる

矢印自傷せざるを得なかった事情に関心を持つ

などがあります。

また、自傷をしている人は、他人が信頼できないため、また裏切られるのではないかと思い、わざと、周囲の人をためすような行動をすることが多くあります。そのような行動に動じず、冷静に、かつ毅然と対応する必要があります。
援助者が1人しかいないと、援助者が疲弊してしまいますので、より多くの協力者を求める必要もあります。

境界性パーソナリティ障害の方は、気分の変動が激しく、感情が極めて不安定で、常に強いイライラ感を持っています。
境界性とは、神経症と統合失調症の境界ということを表していますが、大きな意味はありません。
境界性パーソナリティ障害の特徴として、

矢印対人関係の変動が激しく、コミュニケーションが安定しない

矢印気分や感情の変動が激しい

矢印感情のブレーキが効かず、ちょっとしたことで激しく感情を表す

矢印自傷行為を繰り返す

矢印常に空虚感を抱き、幸福感が得られない

矢印生きることに辛さを感じている

などが挙げられます。

自傷やリストカット、オーバードーズ、境界性パーソナリティ障害の治療、カウンセリングの目標は、

矢印適切な感情コントロール方法を身につける

矢印不快感情を承認し、身体感覚と感情を一致させる

ことにあります。この目標を見据えず、ただ漠然と自傷やリストカット、オーバードーズを止めさせることだけに注力すると、物質乱用、他の薬物への依存、摂食障害などに移行してしまう可能性があります。

自傷・リストカット・オーバードーズの対処法としては以下があります。

矢印その日の出来事や行動、気分などを自傷日記として記録する。

矢印その日のその時の気分のまま、絵を描く。

矢印信頼できる人に気持ちを話す。

矢印不快な気分になった時に、気分をそらす方法を見つける(呼吸法、運動、筋トレ、趣味など)。

矢印不安解消法として、握手する、ハグする。

リストカット・オーバードーズのカウンセリングの流れ(例)

現在のリストカット・オーバードーズの状況、これまでのリストカット・オーバードーズ歴、初めてリストカット・オーバードーズした時のきっかけ、生育環境、性格、などについてお尋ねします。

矢印

性格診断、生育状況のチェックなどを行います。

矢印

リストカット・オーバードーズについての心理的な説明(心理教育)を行います。

矢印

質問に答えながら、リストカット・オーバードーズをしてしまう背景について考えてゆきます。また、自分の心と向き合い、内面を深く探ってゆきます。

矢印

お客様に合った課題を行います(認知行動療法、感情表現・コミュニケーション方法、ストレス解消法など)。また、次回のカウンセリングまでの宿題を提示します。

脳内物質ノルアドレナリン、セロトニン

自傷・リストカット・オーバードーズにかかわる脳内物質であるノルアドレナリンは、戦闘体制、ストレス状態、不安、恐怖、感情などを担っています。一方、セロトニンは、心のバランス、脳全体のコントロールをしています。そしてノルアドレナリン神経の興奮や暴走を静めます。
自傷・リストカット・オーバードーズを制御するためにセロトニンを増やすには、人や動物などの生き物と触れ合う、笑いや感動をする、涙を流す、軽い運動をする、日光浴をする、規則正しい食事や睡眠をとる、などの行動が良いとされています。

幼少期の生育環境

幼少期に受けた虐待・体罰により、攻撃的、衝動的、落ち着きがない、かんしゃく、問題行動、暴言、きれる、パニック、などの過覚醒反応が生じます。
一方、親が良い子を求める子育てをしたり、子の過覚醒反応に対する叱責などにより、子は幼少期に、感情をフリーズさせる、怖くない、寂しくない、泣かない、おりこうさん、がんばる、など、心と身体感覚を分離して良い子としてふるまう解離反応が生じます。
また、親自身のトラウマや、親自身がその親から受けた虐待の影響によって、親がネガティブ感情に触れることを恐れて、親が子を過度にあまやかしたり、子を叱れなかったり、子の欲求を全て満たしてしまう、などの行為によっても、子に解離反応が生じる場合もあります。

このように幼少期の生育環境により、過覚醒反応や解離反応が生じてしまい、心(感情や思考)と体(身体感覚や痛み感覚)の不一致により、結果として感情制御力が育たず、大人になって様々な問題となって現れることがあります。 例えば、抑うつ、不安、低い自己価値、自殺、自己破壊行動、乱交、色欲化行動(浮気、SEX依存)などが現れ、自傷・リストカットなどにつながります。

幼少期の生育環境の問題に対処するには、自身の不快感情・負情動・負の身体感覚などを承認し、不快感情を自己に統合することが必要となります。

※上記は「子どもの感情コントロールと心理臨床」大河原美以(著) 日本評論社 より抜粋。

解説

当カウンセリングルームでは、お話しをじっくりとお伺いし、不安な気持ちや、怒り、悲しみなどの感情を十分に吐き出せるよう、話しやすい環境づくりを心がけています

問題や内容によっては、思考を広げるお手伝いをしたり、問題の受け止め方を変えたり、新たな考え方を持てるよう、状況によってさまざまな検討を行ないます。
また場合によっては、アドバイス・助言をしたり、現在の心理状況を考えてみる、といったことも行います。

なお、強引に考え方を改めさせるとか、強制するといったことは一切ありませんのでご安心ください。ご自身の気持ちや考え方を整理し、自らより良い解決方法を発見したり、自ら気づきを得ることが最も大切なことなのです。

心理カウンセラーは、悩みや問題の背景にある、不安や怒り、悲しみなどの感情を敏感に感じとり、より良い方向に歩き出せるよう、お手伝いをさせていただく職業です。「お客様が主導となって問題を解決してゆくためのサポート役」「心のアドバイザー」「自分自身と向き合うための同伴者」「自己探索の旅の同伴者」なのです。そのため、心理カウンセラーには、場の空気を読んだり、さまざまな状況を把握して適切な対応をする力、共感力、想像力、などが求められます。

人は、他人に指摘されても決して変わることはありません。自ら気づくことで変わるのです。
生きていれば、悩みや問題は必ず発生します。これを人生の宿題として、自己成長・自己洞察の場であると理解します。決して他人が解いてはいけない問題なのです。

カウンセリングや心理療法は、どのような原理で心を回復させるのでしょうか?
カウンセリングや心理療法の本質とは、どのようなものなのでしょうか?

カウンセリングでは、まず、クライアント(お客様)の無意識を、クライアント自身が知る必要があります。
無意識を知ることは、とても困難です。そのためにカウンセラーが必要となります。
クライアントが自ら話すことによる気づき、カウンセラーからの助言、質問、問いかけなど、カウンセラーとの心の共同作業によって、クライアントは無意識を知るようになります。

次に、クライアントが、クライアント自身を知る必要があります。
クライアントが無意識を知ると、クライアントの本当の欲望や関心、不安などを、クライアントが深く理解するようになります。
それまでの、表面的な理解ではなく、本質的な自己の理解が進んでゆきます。

ここで初めて、クライアントは、適応的ではない歪んだ自己像を、刷新する準備が整います。
自己の理解が極限まで達した時、自己の変容が起きるのです。
自己像を刷新するのは、とても怖いものです。そのため、カウンセラーとの信頼関係が重要となります。カウンセラーを信頼し、またカウンセラーから信頼されるという環境に身を置くことで、自己像を刷新することが可能となるのです。
信頼関係という、カウンセリング特有の関係性を構築することで、クライアントは安心してカウンセラーに心の奥底をさらけ出し、身をゆだね、承認され、寄り添ってもらい、どんな自分でも受け入れられるという自由な心的環境によって、自己像の刷新が生まれるのです。

心理療法の本質

このような流れで、クライアントの自己像が刷新され、クライアントの欲望が充足されます。
クライアントは、「自由に生きたい」と「不安を回避したい」という2つの葛藤をかかえています。
「ポジティブな感情」と「ネガティブな感情」がぶつかり合っています。
「不安を回避したい」思いや「ネガティブな感情」は、心の防衛反応であり、心の病の原因にもなります。
これまでの自己のルールを修正することで、新たな生き方を発見し、心は回復してゆくのです。

カウンセリングのご予約は全国どこからでも
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当カウンセラーは 心理カウンセリング法律 の専門家です。

地元で開業し、業務歴が20年以上 あります。

閑静な住宅街にある アットホームな雰囲気 の場所です。

傾聴 はもちろん、心理状況分析や助言・回復支援 も行ないます。

※お客様の秘密は厳守いたします。
※本人のご家族からのご相談も歓迎いたします。
※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。
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料金

※各コース間の変更は可能です。初回は時間単価コース、2回目以降は6回コース、といった選択をお勧めしております。

時間単価コース
-面談カウンセリング
 :2,000円(15分当り)
-電話カウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1)
-オンラインカウンセリング
 :2,000円(15分当り)(※1 ※2)

所要時間は、初回の場合、2時間前後かかることがあります。
お客様より、お時間のご指定もお受けいたします(1時間まで、2時間まで、など)。

6回コース :43,000円

1回60分を6回、又は6時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

9回コース :63,000円

1回60分を9回、又は9時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

12回コース :83,000円

1回60分を12回、又は12時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

メールカウンセリング
 :2,000円~8,000円(1往復)(※1)

料金は文面の長さやご相談内容によって異なります。お客様よりご相談内容をお送りいただいた後、当方より料金のお見積りをいたします。

心理分析・カウンセリング報告書
 :30,000円

複数回のカウンセリングが必要となります。別途、カウンセリング費用が発生します。
病気の診断はいたしません。心理分析は、当職独自の見解によるものです。
裁判所・役所等の公的機関への提出を目的とした作成はいたしません。

(※1)電話・メール・オンラインカウンセリングの料金は事前にお支払いいただきますが、内容によってはお受けできない場合がございます。(料金を多くお振込みされた場合、残金は返却いたします)
【お振込み先】三井住友銀行 川崎支店 普通口座5559993 名義人:タカハシヒロシ

(※2)オンラインカウンセリングはGoogle Meetを使用します。詳しくは【Google Meetオンラインカウンセリングの流れ】をご覧ください。

※状況によって、カウンセリングを引き受けたことを証する書面やカウンセリング項目を記載した書面(カウンセリング契約書)を発行いたします。

※匿名希望のお客様は、ご予約時のお名前や、お振込み者名を、ご自由にお決めください。

※健康保険は使えません。また当方のカウンセリングは医療費控除の対象となりません。

※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。

※キャンセル料(キャンセル料は1週間以内にお振込みください)
・ご予約日の2日前までのキャンセル:0円
・ご予約日の前日のキャンセル:2,000円
・ご予約日の当日のキャンセル・無断キャンセル:4,000円
・回数コースのキャンセル:残回数×5千円の返金

※ご予約時間に遅刻された場合
交通機関のトラブルや自然災害などの場合を除き、原則として、ご予約時間から料金が発生いたします。

問い合わせ

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○Mail:info@taka-houmu.com
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○休業日:日曜日及び祝日
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[こころの電話]
さいたま市以外の埼玉県内 電話:048-723-1447

埼玉県配偶者暴力相談支援センター(婦人相談センター、DV相談)
配偶者暴力に関する電話相談 電話:048-863-6060

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南児童相談所 埼玉県川口市芝下1-1-56 TEL:048-262-4152
川越児童相談所 埼玉県川越市宮元町33-1 TEL:049-223-4152
所沢児童相談所 埼玉県所沢市並木1-9-2 TEL:04-2992-4152
熊谷児童相談所 埼玉県熊谷市箱田5-13-1 TEL:048-521-4152
越谷児童相談所 埼玉県越谷市恩間402-1 TEL:048-975-4152
草加児童相談所 埼玉県草加市西町425-2 TEL:048-920-4152
さいたま市北部児童相談所 さいたま市浦和区上木崎4-4-10-4階 TEL:048-711-3917
さいたま市南部児童相談所 さいたま市浦和区上木崎4-4-10-4階 TEL:048-711-2489