うつ病カウンセリング

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埼玉桶川カウンセリングルームは、心理臨床に精通し、20年以上の経験と実績があります。温和で優しい性格の心理カウンセラーが、お客様に寄り添い、親身になってうつ病の回復サポートをいたします。

うつ病の治療については、薬物療法が一般的です。数か月から数年程度の薬物治療によって、うつ病が完治する人も少なくありません。
一方で、うつ病の薬を数年間飲み続けていても、なかなか改善しない人や、再発を繰り返している人も少なからずいます。場合によっては、長期間、薬を飲み続けてしまうことで、何が原因でうつ病が治癒しないのか、わからなくなってしまっていることもあります。

当カウンセリングルームでは、お一人お一人の実情に合わせたカウンセリングを行ないます。
お気軽にお問い合わせください。

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うつ病は、「大うつ病」と「躁うつ病」に分けられます。
大うつ病とは、気分が強く落ち込む、とても憂うつになる、やる気が出ない、眠れない、疲れやすい、体がだるい、などの症状が二週間以上続く病気です。
躁うつ病とは、躁状態(過度に気分の高揚感、万能感などがある状態)とうつ状態(強い気分の落ち込み、憂うつ、やる気が出ないなどの状態)が、周期的に現れる病気です。

うつ病(大うつ病)

うつ病の患者は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンが減少しており、脳内の情報伝達がスムーズに行なわれないことによるもの(モノアミン仮説)や、脳内の海馬領域での神経損傷が原因などと言われていますが、発病のメカニズムは、現状では不明です。

うつ病は、よく、心の風邪とも呼ばれており、誰でも一生に一度はかかるもの、と言われていますが、その言葉のイメージのように軽く見てはいけません。
場合によっては、自殺に至る可能性もあり、気持ちの持ち方や精神論だけでは解決できません。
うつ病は、心身の極度の疲労ですので、とにかく休息することが重要です。

うつ病に特徴的な症状として、以下のようなものがあります。
 ・抑うつ気分
 ・興味や喜びの喪失、減退
 ・食欲の減退
 ・睡眠の障害
 ・疲れやすい
 ・罪悪感
 ・思考力や集中力の低下
 ・自殺念慮

近年は、「新型うつ」と呼ばれる症状が多く見られるようになりました。
職場や学校では、典型的なうつ症状が現れますが、自宅にいる時や趣味に没頭している時などは、うつ症状は発生せず、また過食や過眠などの症状が現れることもあります。
これらの新型うつは、適応障害とも考えられます。

うつ状態

気分の落ち込みが強く、無気力、悲観的、食欲不振、疲労感などの症状があるが、うつ病には至らない状態のことです。
うつ病と断定できないときや、何らかの病名をつける必要があるときなどに、うつ状態と診断されるようです。また、裏に何らかの病気が隠れていることもあります。

離婚問題や夫婦問題、また子供の問題を抱えている場合には、うつ状態になってしまう方も多く、当事務所へご相談にいらっしゃるご夫婦の中にも、夫婦の一方、又は夫婦双方が、うつ状態となっていることも少なくありません。
離婚問題や夫婦問題でうつ状態となってしまった場合には、薬による治療も重要ですが、夫婦間の問題を解決することが、根本的な治療法となります。

特徴

うつ病が発症する主な原因としては、例えば以下のようなものがあります。

(1)長期にわたる強度の精神的又は肉体的な疲労によるもの(心因性)

仕事上の人間関係が悪い、上司とそりが合わない、仕事量が多い、残業が多い、といった事情が長期間にわたることで、どんな人でもうつ病にかかることがあります。

(2)性格によるもの(内因性)

性格的な特徴により、うつ病を発症しやすくなることがあります。例えば、
・白か黒かの二者択一、二分法思考、完璧主義
・一度起こった出来事が次も起こると決め付ける
・悪い側面ばかりを強調してしまう
・過大評価あるいは過小評価
・過度のマイナス思考、自己否定
・過度の固定観念、思い込み
・すべき思考
・自責化
などの傾向のある性格の人は、要注意と言えます。

(3)うつ病薬によるもの、他の薬によるもの(薬剤惹起性うつ病、身体因性)

うつ病の治療のためにうつ病薬を飲むことは当然ですが、うつ病の薬によって、うつ病の治癒が妨げられることもあります。うつ病の症状に合った適切な薬で、その薬の量が適量であれば、うつ病薬を飲むことでうつ病が完治することもありますが、不適切な薬であったり、同一タイプの複数の薬を飲んでいたり、必要量を超えて飲んでいる場合などは、うつ病が治癒しない、あるいは悪化することもあります。
一方、うつ病薬以外の薬によって、うつ病が発症することもあります(薬剤惹起性うつ病)。例えば、肝炎治療のためのインターフェロン製剤、副腎皮質ステロイド薬、コレステロール薬、などが知られています。

(4)他の病気によるもの(身体因性)、過去に受けた虐待やDVなどによるもの

うつ病以外の病気によって、うつ病が誘発されることがあります。例えば、ガンなどの重篤な病気にかかった場合、肉体的に疲弊することは当然ですが、精神的にも、かなりの重圧がかかります。
また、長期にわたって不眠が続くなどの症状があったり、幼少期に親から受けた虐待やDVなどの影響によって、うつ病が誘発される場合もあります。

(5)感染や炎症によるもの

細菌感染やウィルスに冒された場合や、慢性的な炎症によって、うつ病が誘発されることがあります。

(6)孤独

孤独は、うつのリスクを高めます。孤独とは、社会的接触の頻度と社会的接触欲求の差で表されます。一人でいても他の人との親密さを感じることもあれば、周囲に多数の人がいても独りぼっちのような気分になることもあります。つまり、孤独だと感じるのであれば孤独ですし、孤独と感じないならば孤独ではありません。

脳内物質によるうつ病の発症

ストレスがかかると、脳内では「視床下部→下垂体→副腎系」という神経内分泌系が活性化されます。そして、副腎からストレスホルモンであるコルチゾールが放出されます。
短期間のコルチゾール放出であれば、脅威に対する警戒心が強まるので人体にとって有益です。
しかし、慢性的なストレス状態でコルチゾールの分泌が長期間続き、コルチゾール濃度が過剰になると、記憶の保存に重要な脳の海馬と、生きる意欲を制御して意思決定や記憶の保存に影響を与えるニューロン間のシナプス接続が破壊されます
シナプス接続が破壊されると、感情が平坦となったり、記憶力や集中力が低下するという、うつ病の症状が現れます。

また、うつ病の患者は、恐怖や不安、緊張、怒りなどの感情に関わる偏桃体や、思考や運動、衝動の制御の制御に関わる脳の25野と呼ばれる領域が、過剰に活動しています。
一方、集中力や意思決定、判断、将来の計画立案などに関する機能を担っている前島前皮質の活動は低下します。この領域は、偏桃体や視床下部、海馬とつながっています。

上記のような、うつ病の発症原因に対する治療方法としては、薬物療法が第一の選択肢となりますが、薬物療法以外に、以下のような対処方法があります。

1.長期にわたる強度の精神的又は肉体的な疲労によるうつ病の対処法

とにかく休むことです。過度の疲労が蓄積しているため、短期の休息ではなく、長期の休息が必要となります。また、睡眠を十分にとることで、うつ病が回復する場合も多くあります。 人間関係によるストレスが原因の場合は、カウンセリングが効果的です。

2.性格によるうつ病の対処法

うつ病になりやすい性格傾向を改善するため、認知行動療法などのカウンセリングが有効です。性格傾向が改善されないと、何らかのきっかけで再発を繰り返す可能性もあります。

3.うつ病薬や他の薬による(薬剤惹起性)うつ病の対処法

不適切なうつ病薬が原因でうつ病が完治しない場合は、段階的な減薬や、断薬が必要となります。
一方、うつ病薬以外の薬によってうつ病が発症した場合は、その薬を飲む必要がある限り、うつ病の完治も難しくなります。

4.他の病気や虐待・DVによるうつ病の対処法

この場合は、他の病気の肉体的なケアだけでなく、カウンセリングによる精神的なケアが必要となります。

うつ病の薬を数年間飲み続けていても、なかなか改善しない場合や、うつ病の再発を繰り返す場合、例えば以下の原因が考えられます。

 うつ病の薬が多すぎる、同じ薬効の薬が複数処方されているなど、薬剤性の慢性化。

 休息している状況(生活環境、行動の監視、家族の対応、金銭面など)が、精神的・肉体的に十分に休息できる状況でない。

 表面上はうつ病が早く治って欲しいと思っているが、一方で、うつ病にかかっていることを良しとしている、うつ病が治ってしまうと現実と向き合わなければならず治ることを拒否している、という心理がある。

 うつ病にかかっている自分は本来の自分ではなく、精力的に活動している自分が本来の自分だ、と思っていて、うつ病にかかっている今の自分を否定し受け入れられない。

 うつ病になりやすい性格傾向が改善されてない。

上記の3、4、5に該当する場合、カウンセリングで自分の内面を見つめなおすことが重要となります。

解説

当カウンセリングルームでは、お話しをじっくりとお伺いし、不安な気持ちや、怒り、悲しみなどの感情を十分に吐き出せるよう、話しやすい環境づくりを心がけています

問題や内容によっては、思考を広げるお手伝いをしたり、問題の受け止め方を変えたり、新たな考え方を持てるよう、状況によってさまざまな検討を行ないます。
また場合によっては、アドバイス・助言をしたり、現在の心理状況を考えてみる、といったことも行います。

なお、強引に考え方を改めさせるとか、強制するといったことは一切ありませんのでご安心ください。ご自身の気持ちや考え方を整理し、自らより良い解決方法を発見したり、自ら気づきを得ることが最も大切なことなのです。

心理カウンセラーは、悩みや問題の背景にある、不安や怒り、悲しみなどの感情を敏感に感じとり、より良い方向に歩き出せるよう、お手伝いをさせていただく職業です。「お客様が主導となって問題を解決してゆくためのサポート役」「心のアドバイザー」「自分自身と向き合うための同伴者」「自己探索の旅の同伴者」なのです。そのため、心理カウンセラーには、場の空気を読んだり、さまざまな状況を把握して適切な対応をする力、共感力、想像力、などが求められます。

人は、他人に指摘されても決して変わることはありません。自ら気づくことで変わるのです。
生きていれば、悩みや問題は必ず発生します。これを人生の宿題として、自己成長・自己洞察の場であると理解します。決して他人が解いてはいけない問題なのです。

カウンセリングや心理療法は、どのような原理で心を回復させるのでしょうか?
カウンセリングや心理療法の本質とは、どのようなものなのでしょうか?

カウンセリングでは、まず、クライアント(お客様)の無意識を、クライアント自身が知る必要があります。
無意識を知ることは、とても困難です。そのためにカウンセラーが必要となります。
クライアントが自ら話すことによる気づき、カウンセラーからの助言、質問、問いかけなど、カウンセラーとの心の共同作業によって、クライアントは無意識を知るようになります。

次に、クライアントが、クライアント自身を知る必要があります。
クライアントが無意識を知ると、クライアントの本当の欲望や関心、不安などを、クライアントが深く理解するようになります。
それまでの、表面的な理解ではなく、本質的な自己の理解が進んでゆきます。

ここで初めて、クライアントは、適応的ではない歪んだ自己像を、刷新する準備が整います。
自己の理解が極限まで達した時、自己の変容が起きるのです。
自己像を刷新するのは、とても怖いものです。そのため、カウンセラーとの信頼関係が重要となります。カウンセラーを信頼し、またカウンセラーから信頼されるという環境に身を置くことで、自己像を刷新することが可能となるのです。
信頼関係という、カウンセリング特有の関係性を構築することで、クライアントは安心してカウンセラーに心の奥底をさらけ出し、身をゆだね、承認され、寄り添ってもらい、どんな自分でも受け入れられるという自由な心的環境によって、自己像の刷新が生まれるのです。

心理療法の本質

このような流れで、クライアントの自己像が刷新され、クライアントの欲望が充足されます。
クライアントは、「自由に生きたい」と「不安を回避したい」という2つの葛藤をかかえています。
「ポジティブな感情」と「ネガティブな感情」がぶつかり合っています。
「不安を回避したい」思いや「ネガティブな感情」は、心の防衛反応であり、心の病の原因にもなります。
これまでの自己のルールを修正することで、新たな生き方を発見し、心は回復してゆくのです。

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当カウンセラーは 心理カウンセリング法律 の専門家です。

地元で開業し、業務歴が20年以上 あります。

閑静な住宅街にある アットホームな雰囲気 の場所です。

傾聴 はもちろん、心理状況分析や助言・回復支援 も行ないます。

※お客様の秘密は厳守いたします。
※本人のご家族からのご相談も歓迎いたします。
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9回コース :63,000円

1回60分を9回、又は9時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。

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