埼玉桶川カウンセリングルームは、心理臨床に精通し、20年以上の経験と実績があります。温和で優しい性格の心理カウンセラーが、お客様に寄り添い、親身になって認知行動療法のサポートをいたします。お気軽にお問い合わせください。
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認知行動療法とは、思考、感情、行動の相互関係に注目した心理治療方法です。
人は、何らかの出来事があった時に、瞬間的に浮かぶ考えやイメージ(自動思考)がありますが、自動思考が生まれると、それによって気持ちが動き、その気持ちに従って行動します。
つまり、自分の気持ちや行動は、その時に頭に浮かんだ思考(認知)に影響されます。
自動思考に気付き、思考に働きかけ、バランスのとれた考え方と前向きな行動を身につけ、ストレスを和らげる方法として、認知行動療法があります。
ストレスがたまってうつうつとしているとき、自分、周囲、将来の3つに悲観的な考えを持ちやすくなります。
思考が悲観的になると、感情も悲観的になり、行動にも影響を受けます。
きちんとできない自分はダメな人間だ、と思い込み、自分自身を否定するような考え方をする。
自分のように何の役にも立たない人間とつきあいたいと思う人はいない、と思い込み、周りの人との関係がうまくいっていないと感じるようになる。
将来への希望を失い、今の状況はこのまま変わりようがないし、この辛い気持ちは一生続くだろう、と思い込みます。
事実をそのままとらえるのではなく、事実から誤った推論をしてしまうことがあります。推論の誤りは以下の10種類に分類されます。
1.二分法思考、完璧主義
ものごとを白か黒かで考えるような二者択一的な思考のことです。たまたまうまくいかなかっただけでも、自分を責めてつらい気分になってしまいます。
2.過度の一般化
一つでもうまくいかないことがあると、それを全てのものごとに当てはめてしまうことです。
3.心のフィルター
たった一つの良くないことばかりに目が行ってしまい、他のことが目に入らなくなってしまいます。
4.過度のマイナス思考、自己否定
全てのできごとについてマイナスの解釈をしてしまうことです。
5.結論の飛躍
根拠もないのに、自分にとって不利で、悲観的な結論を出してしまうことです。
6.過大評価、過少評価
自分の失敗や短所は過大に考え、成功や長所は過少に考えてしまい、自己肯定感が弱くなってしまいます。
7.感情的な決めつけ
理性ではなく、感情でものごとを判断してしまいます。
8.すべき思考
「~すべきだ」、「~でなければならない」という思いが強くなってしまいます。自分で自分を追い込んでしまうため、過度のプレッシャーがかかり、また他人に対しても要求がエスカレートしてしまいます。
9.レッテル貼り
極端なレッテルを貼ってしまうことです。
10.個人化、自責化
自分に関係のないことまで、自分に関連づけてしまうことです。
事実についての否定的な認知や、推論の誤りが生じる核となる誤った価値観として、以下があります。
1.完璧主義
全てにおいて完璧であることを求めてしまい、ちょっとしたミスが許せなくなり、怒りや自責感が生じてしまう。
2.愛情依存
愛情なしには幸せにはなれないと考えてしまう。
3.報酬欲求
自分の行動や努力に対し常に見返りを求めるため、見返りがないと怒りや抑うつ感に陥ってしまう。
4.仕事依存
仕事が第一、業績や成果が全てであり、定年や失業、病気などで働けなくなると、無価値感が生じてしまう。
5.承認欲求
他人から承認・評価されることが自分の価値であると感じてしまう。
6.コントロール欲求
他人や環境が自分の思い通りにならないと、怒りをあらわにしたり、無力感や自責感が生じる。
認知行動療法は、次のような順序で行ないます。適宜内容を見直したり、後戻りしたりなど、柔軟に行なってゆきます。
最初の面談では、
・認知行動療法について相談者に理解してもらう
・相談者とカウンセラーとの関係を良好にする
・相談者が抱えている問題点を素直に話してもらう
ことを中心に、カウンセリングを行ないます。
そして、どのような目標を設定するか、相談者と話し合います。
この段階は、1回、又は数回行ないます。
認知行動療法の中心となる、認知の歪みの修正を行ないます。
通常、コラム法を用いることとなります。コラム法とは、相談者が実際に経験した状況、その時の気分、その時の自動思考、その自動思考の根拠、根拠に対する反証、適応思考、今の気分、を書き出してもらうことにより考えを整理し、バランスのある考え方を身に着けてゆく手法です。
また相談者に、1週間のできごと、その時の自動思考、感情、行動をノートに書き込んでもらうといった、コラム法の宿題をお願いすることもあります。
・状況について簡単に記録する
・自動思考を記録する
「どんなことが私の頭の中に浮かびましたか?」
・確信度
「この内容の確信度を0~100%で表すと、どれくらいになりますか?」
・気分、感情
「そう考えると、どんな気分になりますか?」
「気分を0~100%で表すと、どれくらいになりますか?」
・根拠
「その考えが真実だとしたら、どんな証拠・根拠がありますか?」
「そう信じることの利益と不利益をあげてみましょう。」
「この考えを信じることに、どのような効果がありますか?」
・反証
「それに対し、何と言い返しますか?」
・認知の歪みを考える
「どんな認知の歪みが考えられますか?」
・適応思考
「より適応的な考えはありませんか?」
・気分、感情
「そう考えると、どんな気分になりますか?」
スキーマとは、その人の根底にある中核的信念や、ある状況において生じる条件的な信念のことです。
・自分はだめな人間だ
・私は愛されない
・世の中は危険なところだ
・人から頼まれたら断ってはいけない
・どんなことでも全力を尽くさねばならない
・人は何でも完全でないといけない
・何でも自分でやらないといけない
・全ての人から愛されないといけいない
・人は自分を利用するだけだ
・他人に弱みを見せてはいけない
など、自分が持っているスキーマによって、自動思考や感情、行動が影響を受けます。
自動思考とスキーマとの関係を見つめなおし、感情、行動への影響を検討する。
当カウンセリングルームでは、お話しをじっくりとお伺いし、不安な気持ちや、怒り、悲しみなどの感情を十分に吐き出せるよう、話しやすい環境づくりを心がけています。
問題や内容によっては、思考を広げるお手伝いをしたり、問題の受け止め方を変えたり、新たな考え方を持てるよう、状況によってさまざまな検討を行ないます。
また場合によっては、アドバイス・助言をしたり、現在の心理状況を考えてみる、といったことも行います。
なお、強引に考え方を改めさせるとか、強制するといったことは一切ありませんのでご安心ください。ご自身の気持ちや考え方を整理し、自らより良い解決方法を発見したり、自ら気づきを得ることが最も大切なことなのです。
心理カウンセラーは、悩みや問題の背景にある、不安や怒り、悲しみなどの感情を敏感に感じとり、より良い方向に歩き出せるよう、お手伝いをさせていただく職業です。「お客様が主導となって問題を解決してゆくためのサポート役」「心のアドバイザー」「自分自身と向き合うための同伴者」「自己探索の旅の同伴者」なのです。そのため、心理カウンセラーには、場の空気を読んだり、さまざまな状況を把握して適切な対応をする力、共感力、想像力、などが求められます。
人は、他人に指摘されても決して変わることはありません。自ら気づくことで変わるのです。
生きていれば、悩みや問題は必ず発生します。これを人生の宿題として、自己成長・自己洞察の場であると理解します。決して他人が解いてはいけない問題なのです。
カウンセリングや心理療法は、どのような原理で心を回復させるのでしょうか?
カウンセリングや心理療法の本質とは、どのようなものなのでしょうか?
カウンセリングでは、まず、クライアント(お客様)の無意識を、クライアント自身が知る必要があります。
無意識を知ることは、とても困難です。そのためにカウンセラーが必要となります。
クライアントが自ら話すことによる気づき、カウンセラーからの助言、質問、問いかけなど、カウンセラーとの心の共同作業によって、クライアントは無意識を知るようになります。
次に、クライアントが、クライアント自身を知る必要があります。
クライアントが無意識を知ると、クライアントの本当の欲望や関心、不安などを、クライアントが深く理解するようになります。
それまでの、表面的な理解ではなく、本質的な自己の理解が進んでゆきます。
ここで初めて、クライアントは、適応的ではない歪んだ自己像を、刷新する準備が整います。
自己の理解が極限まで達した時、自己の変容が起きるのです。
自己像を刷新するのは、とても怖いものです。そのため、カウンセラーとの信頼関係が重要となります。カウンセラーを信頼し、またカウンセラーから信頼されるという環境に身を置くことで、自己像を刷新することが可能となるのです。
信頼関係という、カウンセリング特有の関係性を構築することで、クライアントは安心してカウンセラーに心の奥底をさらけ出し、身をゆだね、承認され、寄り添ってもらい、どんな自分でも受け入れられるという自由な心的環境によって、自己像の刷新が生まれるのです。
このような流れで、クライアントの自己像が刷新され、クライアントの欲望が充足されます。
クライアントは、「自由に生きたい」と「不安を回避したい」という2つの葛藤をかかえています。
「ポジティブな感情」と「ネガティブな感情」がぶつかり合っています。
「不安を回避したい」思いや「ネガティブな感情」は、心の防衛反応であり、心の病の原因にもなります。
これまでの自己のルールを修正することで、新たな生き方を発見し、心は回復してゆくのです。
1 当カウンセラーは 心理カウンセリング と 法律 の専門家です。
2 地元で開業し、業務歴が20年以上 あります。
3 閑静な住宅街にある アットホームな雰囲気 の場所です。
4 傾聴 はもちろん、心理状況分析や助言・回復支援 も行ないます。
※各コース間の変更は可能です。初回は時間単価コース、2回目以降は6回コース、といった選択をお勧めしております。
所要時間は、初回の場合、2時間前後かかることがあります。
お客様より、お時間のご指定もお受けいたします(1時間まで、2時間まで、など)。
●6回コース :43,000円
1回60分を6回、又は6時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。
●9回コース :63,000円
1回60分を9回、又は9時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。
●12回コース :83,000円
1回60分を12回、又は12時間分のコースです。料金は、初回時に全額お支払いください。
料金は文面の長さやご相談内容によって異なります。お客様よりご相談内容をお送りいただいた後、当方より料金のお見積りをいたします。
複数回のカウンセリングが必要となります。別途、カウンセリング費用が発生します。
病気の診断はいたしません。心理分析は、当職独自の見解によるものです。
裁判所・役所等の公的機関への提出を目的とした作成はいたしません。
(※1)電話・メール・オンラインカウンセリングの料金は事前にお支払いいただきますが、内容によってはお受けできない場合がございます。(料金を多くお振込みされた場合、残金は返却いたします)
【お振込み先】三井住友銀行 川崎支店 普通口座5559993 名義人:タカハシヒロシ
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※匿名希望のお客様は、ご予約時のお名前や、お振込み者名を、ご自由にお決めください。
※健康保険は使えません。また当方のカウンセリングは医療費控除の対象となりません。
※当カウンセリングルームは『完全予約制』となっております。
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越谷児童相談所 埼玉県越谷市恩間402-1 TEL:048-975-4152
草加児童相談所 埼玉県草加市西町425-2 TEL:048-920-4152
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さいたま市南部児童相談所 さいたま市浦和区上木崎4-4-10-4階 TEL:048-711-2489